CLIの使い方

このガイドでは、zERC20コマンドラインインターフェースのインストールと使用方法を説明します。

インストール

git clone https://github.com/InternetMaximalism/zerc20.git
cd zerc20/cli
cargo install --path .

これにより、CLIバイナリが zerc20-cli としてインストールされます(古いバージョンでは cli としてインストールされる場合があります)。

または、リポジトリから直接実行することもできます:

cd zerc20/cli
cargo run -r -- <コマンド> ...

前提条件

回路アーティファクト

引き出し証明の生成には回路アーティファクトが必要です。CLIを使用する前にダウンロードしてください:

cargo install --path ../circuit-setup
zerc20-circuit-setup download --version 1.1.0

詳細は回路セットアップをご覧ください。

設定

環境変数

.env ファイルから環境変数を読み込みます(CLIディレクトリの .env.example を参照)。

メインネット/テストネットの値についてはICP Canister IDをご確認ください。

基本コマンド

インボイスの発行

支払いを受け取るためのバーンアドレスを生成します:

zerc20-cli invoice create \
  --chain-id <CHAIN_ID> \
  --token <TOKEN> \
  --amount <AMOUNT>

インボイスの一覧表示

インボイスを表示します:

zerc20-cli invoice list

送金(トランスファー)

バーンアドレスにzERC20を送金します:

zerc20-cli transfer \
  --chain-id <CHAIN_ID> \
  --to <BURN_ADDRESS> \
  --amount <AMOUNT>

インボイスの状態確認

zerc20-cli invoice status \
  --chain-id <CHAIN_ID> \
  --invoice-id <INVOICE_ID>

資金の受け取り

証明を生成して受け取ります:

zerc20-cli receive \
  --chain-id <CHAIN_ID> \
  --invoice-id <INVOICE_ID>

クイックスタート例

# 1. 受信者: インボイスを作成してバーンアドレスを取得
zerc20-cli invoice create --chain-id 42161 --token zUSDC --amount 100

# 2. 送信者: バーンアドレスにzERC20を送金
zerc20-cli transfer --chain-id 42161 --to 0x... --amount 100

# 3. 受信者: 状態を確認
zerc20-cli invoice status --chain-id 42161 --invoice-id <ID>

# 4. 受信者: 資金を受け取り
zerc20-cli receive --chain-id 42161 --invoice-id <ID>

重要な注意事項

  • クロスチェーン対応: あるチェーンで送金し、別のチェーンで受け取ることができます
  • 処理時間: プライベート送金はメインネットで通常30分〜1時間かかります
  • テストネットの制限: テストネットではLayerZeroの不安定性により、処理時間が長くなることがあります